南の島からメリークリスマス!Merry Christmas from Timor-Leste!

こちらは日出人形の先代が作った大黒天。じつはこの大黒さま・・・
This is Hiji-ningyou’s Daikoku, a Japanese traditional God of wealth.

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なぜかいま東ティモールに住んでいるのです!
ここ東ティモールでも多くの方がクリスマスをお祝いしています。
He is somehow living in Timor-Leste now!

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大黒さまと巨大なクリスマスツリーと独立戦士の像
Daikoku with big Christmas tree and the statue of independence

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モタエル教会にて  Daikoku@Motael Church

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政府庁舎前にて Daikoku in front of Government Palace

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子供たちと記念撮影 Daikoku with Timorese kids

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街で見つけた強そうなジブリ風?乗り物(photo by 大黒Daikoku
Funky and cool vehicle for … something?

東ティモールのふたつの公用語はポルトガル語と、現地固有の言葉であるテトゥン語。国名はポルトガル語で「東 east」を表す「Leste」をつけて「Timor-Leste」と国際表記されますが、テトゥン語で「東 east」を意味する「lorosae」をつけて「Timor-Lorosae ティモール・ロロサエ」とも呼ばれています。
さてこの「lorosae」という言葉、「loron お日様」と「sae 上がる・昇る」がくっついて「日の出 sunrise」という意味と同時に「東 east」という意味にもなるのです。
みなさんもうお気付きですね?なんという偶然!日出人形のふるさと日出町と同じ名前なんですよ!こんなところに「日出ずる町」ならぬ「日出ずる国」が存在していたとは!ティモールの人々はこの「lorosae ロロサエ (日の出)」という言葉を自分たちのアイデンティティーとしてとても大切にし親しんでいますよ。ちなみにテトゥン語で「日の入り」「西」の事は「loromonu」と言います。お察しのとおり「monu」には「落ちる drop」や「下がる down」などの意味があります。日本でも沖縄では「東」のことを「アガリ」、「西」のことを「イリ」と言いますが、それとよく似て直感的に覚えやすい言語です。

以上、東ティモールから大黒さまのレポートでした。
今後も時々思い立ったら投稿しますので皆さんよろしくお願いします。