バリ島~石像編

バリ島の大好きな光景、色鮮やかな花々と石像のコントラスト、そして“チャナン”のある光景。

↓こちらは“ガネーシャ” 知恵と学問の神、そして富をもたらす神として店先に祀られることが多い。 ゾウの顔と人間の身体を持ち、片方の牙が折れており4本の腕を持つ。

バリ島では、必ず石像にも鮮やかな生花が飾られている。白、黄色、桃色のプルメリアやブーゲンビリア。大輪のマリーゴールド、ハイビスカスなどなど。

これは“チャナン”とよばれるお供え物にも使われていて、椰子の葉やバナナの葉で作ったお皿に、お菓子や線香とともに色とりどりの生花を飾った“チャナン”は朝に夕に供えられる。あらゆるものには神が宿ると考えられており、地面、家、門、排水溝、バイク、自転車…あちこちに見かける。 “チャナン”を捧げる姿、とても美しい!

お供えすること自体に意味があると捉えられていて、その後のお供え物自体には関心がないようだ。せっかくの美しい“チャナン”も歩行者や車に踏まれたり蹴られて飛んでいったり。

↓こちらは魔除けの“ラクササ” 建物の入口に見かける。バリ島では、自然や神を敬う姿勢が人々の暮らしの中に溢れている。